よくある質問


Almonde Musicaはその名の通り「あるもんで音楽を楽しむ」がコンセプトですが、ここでは一番質問の多かったエコベルについてお答えします

ペットボトルの大きさが同じなのに、なんでいろんな高さの音が出るの?

中に入れる空気の量の多少で張り具合を調整し、音程を変えています。

ペットボトル全体を太鼓の皮だと想像してみてください。空気をパンパンに入れ、ペットボトルの表面(太鼓の皮)がピーンと貼っている状態にすることで高い音が出せますね。その後、少しずつ空気を抜いていき音程の調整をしているのです。

音程の出せる太鼓で、ティンパニという楽器がありますが、それを思い浮かべるとわかりやすと思います。皮をピーンと張っていけば高い音程、緩めていけば低い音程が出せるでしょう。それを応用したのです。

どうやってペットボトルの中に空気を入れるの? 自転車の空気入れでできる?

今は虫ゴムをキャップに取り付けコンプレッサーを使って張力を高めています。
でも、それだと、器具はいるしお金もかかってしまいます。

なので、私はドライアイスを使っています。固体のドライアイスは気体になるとき750倍にも体積が膨れるそうです。それを利用してペットボトルの中の空気圧を高めることを思いつきました。

自転車の空気入れで作れるほうが、ドライアイスの入手が難しい暑い国でも簡単に作れて操作も簡単なのですが、圧力が足りず思ったほど音域が広がりませんでした、いつか、自転車の空気入れで作れるエコベルが作れたらいいですね。

ドライアイスをペットボトルに入れて危なくないのですか? 爆発しませんか?

用法用量や作り方手順を守ってやらないと爆発する危険があります。(Almonde MusicaのYouTube、エコベルの作り方動画参照

例えば、中に水が入っていたりして急に膨張させたり、一度にたくさんの量のドライアイスを閉じ込めたまま空気を抜かずにいたら爆発するでしょう。作っている途中で目を離したりするのも危ないです。

ドライアイスを溶かす段階でくぼみが膨らんでくると入れ過ぎだし、いい音が出なくなるので作成途中で少しずつキャップを緩め、空気を抜きながら作っていきます。

ワークショップをする時には、必ず危険ラインをお知らせし、空気の圧力のすごさを体感してもらって、安全に創ることができるように工夫しています。

中に入っているコロの材質はなんですか? また、音程に関係ありますか?

コロは、一番軽い紙粘土で作っています。重いものだとペットボトルの底に当たった時にガラガラと余計な音がしてうるさいからです。また、柔らかな音色が出るように、毛糸やフェルトで覆ったりしています。木琴のマレットと同じように。

コロについては、雑音をなくし、よりきれいな音を響かせられるように竹串でつるしたりキャップに固定したりと今でも工夫を重ねています。また、コロの材質は音質には関係しますが、音程には影響ありません。

色のシールはなんですか? 音に関係ありますか?

音色に直接関係あるわけではありません。でも、演奏する時に目印がないとわからないでしょう?全部同じ大きさ、同じ形のペットボトルだし(笑)

なので、色によって色分けをしたのです。赤はド、オレンジはレ、黄色はミ、という具合に。そして、楽譜も色分け楽譜を作って、楽譜が読めない人でも赤を指したら赤いボトルを振れば曲になるように工夫しました。ハート型や花模様のシールはただの格好づけです。きれいでしょ?

コカ・コーラのペットボトルばかりに見えますが、何か意味がありますか?

はい。実は大ありなんです! この形でないと、きれいな音が鳴らないんです!

どうやら、この下から1/3くらいのところにあるくぼみとコカ・コーラ特有のこのスマートな形ときれいに響く音とは相関関係があるようです。ペプシでも三ツ矢サイダーでもいいのですが、この特有の形でなければ安定した音程は出せません。音が割れてしまったり、2~3音が同時に鳴ってしまったり、全く音が響かなかったりします。

また、くぼみがあっても、オランジーナや太っちょのコカ・コーラボトルでは音は響きません。1.5Lと500mlのオーソドックスな形のコカ・コーラペットボトルでなければ美しい音は響きません。

また、ファの音までなら1.2LのボトルでもギリギリOKです。

まさか、コカ・コーラ会社も空きボトルで音を美しく響かせるためにこの形のペットボトルを作ったわけではないのでしょうに(笑)不思議ですよね~。

ペットボトルと言えば今やプラごみの代名詞なのに、なぜ「エコベル」なんですか?

時々、言われますね。「にっくきペットボトル」からこんな美しい音色が出るなんて‼と驚かれたことも(笑)

でも私は、物に罪はない、と思っているんです。要は人間の使い方しだいだから。

例えば長い歴史の中で「ナイフは便利な道具だけれど、人を傷つける危険性もあるモノだから使うのをやめよう」とはなっていきませんよね?

ペットボトルやプラごみも同じだと思うのです。こんなに軽くて安価で、すぐに形を変えられ、水にも強い、便利なプラスティックという材質そのものを「なくす」ことはできないんだろうと思います。発明しちゃって使っちゃっていますから。

それでも、私たち人間は、環境に悪いからなるべく減らしていこう、海の生き物の命のことも考えて暮らしていこうと、意識することはできますよね?

「あっ、風に飛ばされちゃった~!!」のその先を「ま、いっか」の積み重ねにするのか、面倒だけど拾いに行ったり、ポイ捨てをやめてごみを持ち帰る習慣を身に着けたり、選ぶことはできます。

今でも、川や海辺のごみ清掃をして極力マイクロプラスティックを海に運ばないようにする活動をしてくださっている方は大勢いますし、ごみ清掃車がごみを集めるシステムのない国にはそういう文化を伝えることだってできるでしょう。微々たる活動なのかもしれません。でもいいことは伝えて考え続けるのが人間だと思うから。

 

でも、そもそも、エコベルを作った最初は、そんな偉そうなことではなく、ただ楽器を買うお金がなかっただけです。必要は発明の母ってやつです。

そのうち、子どもにとって楽器は高額で、なかなか手軽な遊び道具にはならないけれど、こんなペット容器で簡単に楽器が作れたら世界中の子供が楽しめるかもしれない、と思い、作り方動画を公開しネットで広めることを思いつきました。

世界では、戦争や飢餓や暴力で心も体にも傷を負った子どもがたくさんいるでしょう?音や音楽が、そんな人たちの少しでも癒しになれたらいいなと思ったのです。

SDGsの17項目の目標の中に、「作る責任・使う責任」という目標を見つけたのはだいぶ後になってのことです。

でもせっかくだから、いろいろと勉強して、新しい提案ができたらいいなと思っています。

ちなみに日本近海の海のマイクロプラスティックは、ペットボトルよりプラごみより漁業の網や釣り糸より、プラスティック製の芝が一番多いのだそうです。毎日グランドで踏みつけられ、スライディングで擦り切れ、日光や気温差にやられ、全国から風に飛ばされて川や海にたどりつくのでしょうね。

グランドの人工芝を、石油系のプラスティック芝ではなく、植物由来の自然分解される無害なものにかえていけたらいいですよね~。放置竹林で困っている竹で人工芝を編む、とか。どなたか、技術をお持ちの企業さん、「人工芝の張替え運動」に参画してくださらないかしら。

他にも、民間と行政が垣根を越えて協力すれば、例えば多摩市の清掃工場地にコカ・コーラペットボトルの集積処理工場を作り、100%ペットtoペットのモデル処理場を打ち立て全国の先駆け事業としてやってみるとか?(笑)

多摩市がすごいなぁと思ったのは、公用車や公用バスを水素車にするって言ったところ‼ 尾根幹に水素ステーションも建っていますよね?

賛否両論あると思いますが、私は未来を見据えた英断だと思います。私も、今度購入するなら水素車がいいって、思っています。買えないけど(笑)

今や、トヨタさんは、水を入れたら車の中で水素エネルギーに変換して走る車を研究しているのですよね?

排気ガスとして出てくるのは酸素と水だけ。CO2対策にもなりますね?

考えてみるとCO2はもともと自然界に存在するもので、植物のたいせつな栄養素。

これも「CO2」が悪いわけではなくバランスの問題、私たちの暮らし方の問題かなと思います。

今を生きる人々が、それぞれ自分の身近で、今自分にできることを探して行動していく。知りえた知識を共有し、現実を見つめ、考え続けていくことがSDGsの第一歩だと思うのです。

そうは言っても、嵐の後、倒れたゴミ箱からペットボトルがこぼれていても、忙しいとスルーしたりする自分がいます。

生活って、常に「~ねばならない」でいるわけにはいかないですから。

疲労して継続できなくなるより、今日はごめん!誰かお願い!って託せる余裕が必要かもしれないですね。助け合い支え合える方がずっと楽しい。

ひとりで生きていけるわけはないので、おかげさまに感謝してつながっていきたい。

信じあえるってすてきだな❤と最近思えるようになってきました。